就職人気ランキング 優秀な人は日本脱出?

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東京経済から就職人気ランキングがでて話題になっていました。
相変わらず大企業が強く商社、保険会社、証券会社が上位で相変わらずセンスがないな。と感じてしまいます。優秀な方が就職する先については後で述べるとして、これらの安定企業に務めるメリットは正直お金が借りられるor海外駐在できることぐらいしか思いつきません。

商社、保険会社、証券会社も結局は日本人相手に利益を出しているだけなので今後の人口減の影響で先細りします。ちゃんとメリットであるお金を借りて投資をするができていればいいですが多くのエリートたちはお金を借りてまで投資をしませんし、したとしても大して勉強しないためかもられてしまいます。日系大手に勤める最大のメリットはお金を借りれることです。それ以外はほぼありません。なぜなら市場は小さくなる中、上は椅子取りゲーム状態だからです。その上、賃金はフィリピンのエリート以下で長時間働かされるからです。

日本の大手に勤めるもう一つのメリットは、海外駐在です。年収が倍になり、海外キャリアを積むことができます。ビザも取得できます。これは、大きなメリットになりますので是非大手に勤めている方はチャレンジしてください。しかし、実情は海外エリートの子供が海外駐在しやすいと言った再生産がすでに日本では行われておりここに食い込むのもとても狭き門になっています。コロナで移動が制限される中、これらの枠を勝ち取るのはなかなか大変にもなってきているのがとても残念です。

では、優秀な人はどこに就職するのでしょう。私の周りを見ての個人的な感想ですが、バブル期までは国家公務員、弁護士でした。バブル後は外資系企業へ、リーマンショック以降はスタートアップへ流れていました。そして、これからは海外の企業に直接就職すると言うのがトレンドになるのではないかと考えています。正直エリートたちは、上の給料を払うためにフィリピンよりも安い賃金で働くことに嫌気が差し始めていますので。

参考記事
学生2万5000人が選んだ「就職人気ランキング」 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)

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