実際に、年金制度は得なものなのか?
月収50万円で年収600万円の人の厚生年金支払額は年間で55万円です。
(裏で会社も55万円負担しています。)
40年続けると2200万円支払うことになります。会社が払う分と合わせると4400万円です。
これに対して、65歳以降に毎月基礎年金6.6万円と厚生年金11.5万円もらえるので年間216万円支給されます。
85歳まで生きると4320万円もらえるので、回収できたことになります。
100年生きる可能性を考えると、制度としては払った方が得でやるべきです。
したがって、年金は得なので払いましょう。私も払い続けます。
年金制度の問題点
ただ年金制度には問題もあります。
私の考える年金の問題は3点、「世代間格差」「改悪リスク」「財政の圧迫」です。
世代間格差
年金保険料は上げられており、月収の18%にも及びます。(これを企業と折半)
平成元年には10%程度でしたので倍になっています。
単純に考えても、親世代が年金を払った額は1100万円になります。
さらに年金支給年齢も60歳からでしたのでかなり得をしています。
参考:日本年金機構HP
改悪リスク
年金額は、上げられてきた歴史があります。
今後も年金の料率が上がらないとは限りません。
また、受給年齢の引き上げや受給額の減額、所得に応じた配分などに変わる可能性があります。
財政の圧迫
超高齢社会の日本では、現役世代が年金を支えるというシステムが成り立ちません。
そのため、明らかに足りない部分は政府が借金をして支払っています。
この状況がいつまで続くのか分かりません。
以上のことから年金はやっといた方が良いが、だいぶ問題のある制度だというのが私の認識です。
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