実際に検討を重ねた者が語る!アメリカ不動産投資の難しさ

実物資産投資

アメリカ不動産投資というと、範囲が広く選ぶのがとても難しいんです。

例えば、少し前に流行ったテキサス不動産への投資を考えても、テキサスの広さは69万平方キロメートルで日本(37万平方キロメートル)の倍の広さがあるため、不動産を検討するだけでも簡単ではありません。

そしてそんなものが50州もあり、気候や法律まで州ごとに大きく異なるため、いざアメリカ不動産投資を検討しようとしてもなかなか個人投資家にはハードルが高い

そのため、業者の言われるがままにアメリカの不動産を購入し失敗してしまう。なんてこともよく聞きます。

今回は、私が検討してきたエリアの不動産投資の紹介アメリカ不動産投資に役に立つツール、そしてその使い方についてお話します。

この記事で知れること
  • 実際にアメリカ不動産投資を検討した人が、どうやって検討を進めていったのか
  • 不動産投資における様々な都市の状況
  • アメリカ不動産投資を検討する際に役に立つツール

実際に検討した不動産投資の紹介

ベイエリア

西海岸のサンフランシスコからサンノゼ一帯をベイエリアと呼びます。

仕事でパロアルトに住んでいたことがあり、物件購入を検討しました。
サンフランシスコは高所得者が多いため、1LDKの部屋でも家賃が40万円からスタートといった状況です。

年収1300万円でも低所得という話も!

そのため、物件も非常に高額で一般的な一軒家でも最低1億円からという状態でした。
結局、どれも手が出せず購入できませんでした。

サクラメント

ベイエリアが非常に高額だったので、同じカルフォルニア州でサンフランシスコから近場の町サクラメントの検討を始めました。

目についたのが2000万円程度の一軒家で、購入を前向きに考えていました。

しかし、休みの日に通っていた語学学校の先生に意見を聞いたら

ここは洪水の時氾濫する場所よ。

と言われ、州が出している洪水マップを見た結果、言われた通り洪水エリアだったため購入をあきらめました。

なかなかこういう情報を調べるのも一苦労で、海外不動産投資の難しさをすごく感じました。
こんなことがありカルフォルニアの物件購入は諦めました。

ラスベガス

以前ブログで紹介した、ヒルトングランドバケーションズクラブ (HGVC) を利用してバカンスに出かけたラスベガスで物件を検討しました。

ラスベガスは、ベイエリアの物件に比べるとかなり安く、3000万円程度でもきれいな物件がたくさんありました。

しかし、砂漠の中にある町で非常に暑く、クーラー設備が非常に高価で維持管理が大変だという話もあり、私は見送ることにしました。

テキサス

次に検討したのが、オープンハウスさんが提供をはじめたテキサス不動産です。

アメリカの土地と建物の評価が日本と異なり、価格のほとんどが建物であることに注目した減価償却スキームを使った節税投資を推奨していました。

投資としては、表面利回り8%でも実質が4%程度とかなり低く、年間で400万円の節税も私にはそれほど効果がないことから見送りました。

現在では個人の減価償却スキームは使えなくなったと聞きます。

詳細は税理士さんにご確認ください

ハワイ

こちらもHGVCを利用してハワイに出かけた際に物件調査を行いました。

ハワイにコンドホテルというものがあります。
ホテルとして利用して、その利益をオーナーに分配する制度という制度です。

利回りはよくて3%とと低いため、私は見送りました。

実際にアメリカ不動産投資を検討して思ったこと

一概にアメリカ不動産といっても広く、様々なメリットデメリットがあるため簡単に手が出せないと検討を通じて強く感じました。

一方、成長が著しいアメリカの不動産を所有すること、ドルが定期的に入ってくることは非常に魅力的なのでいずれ資産を貯めてチャレンジしたいとも思いました。

現在、アメリカは大幅にインフレし、不動産価格も高騰してしています。
あの時買っていればといっても後の祭りですね。

アメリカ不動産投資を検討するときに役立つツール紹介!

アメリカ不動産を検討する際にとても役に立つツールは、下記の2つです。

Zillow/ Redrobin

アメリカ版Suumoのようなサイトです。

売り出し価格取引事例相場賃料などを検索できます。
購入を検討する際は業者の言われたものを調べずに買うのではなく、ぜひ一度対象物件および周辺相場を調べてください。

Google MAP

日本の不動産投資を検討する時でも大活躍のGoogleマップを使いましょう。
実際に検討物件とその周辺環境を確認するのに使います。

上記のツールを使いこなすことで、アメリカ不動産でも結構身近に感じて投資検討ができるようになりますので是非参考にしてみてください。


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