日本人が都心に不動産を買えなくなるときが来る?

投資

サラリーマンにお勧めの投資として都心のワンルームマンション投資があります。現在、日本のサラリーマンはお金を借りて不動産投資することができます。もちろん、勉強は必要ですが都心のワンルームマンション投資ならすべてローンでお金を借りて資産拡大が可能です。しかし、それもタイムリミットが迫っているのではないかと私は最近思っています。

ワンルームマンション投資の話をすると買った時期がよかったとか、今は高すぎるので下がってからはじめますとか言う人がいます。しかし、そんなタイミングはもう来ないかもしれない。と感じ始めています。その理由は大きく2つで雇用の不安定と世界都市との比較です。

今までは、過去の流れで日本のサラリーマンは、安定しているのでお金を貸しても大丈夫という常識で金融機関はお金を貸してくれました。しかし、今後は大企業の雇用ですら不安定になり実際に返せない人が増えてくると今のようにお金を簡単に貸してくれなくなると考えます。そのため、フルローンで2000万円程度のワンルームマンションを買って資産を形成するなんてことはできなくなる可能性があるのです。そして、バブル期を見て金利が7%もあってうらやましい時代だと言わようにお金を何千万も借りて投資ができるなんてうらやましい時代だったね。と言われるのではないかと思います。


もう一つのシナリオとしては、世界の他の都市のように不動産の期待利回りが下が下がる可能性があることです。都心のマンションの期待利回りは現在4%ほどですが3%、場合によっては2%に高騰してもおかしくはないのではないかと考えます。東京が国際都市として再評価されることがあれば全然起きますし、そうでなくても他国との比較で上がる可能性があります。そうすると、今2000万円の不動産でも3000万円、4000万円の値段になってしまい日本のサラリーマンは投資できなくなります。

日本のサラリーマンが買えなくなったら値段が下がらないかという矛盾があるのですが、東南アジアのエリートたちが買うのではないかと考えています。現在、東南アジアは成長著しエリート層の収入に関して言えば日本はフィリピン以下になっています。そうした東南アジアの新エリートたちにとって安くて所有権も持てる日本の不動産というのは非常に魅力的なのではないでしょうか。このように日本のサラリーマンが貧しくなり市場から追い出される中、他の投資が可能な人たちが世界で生まれているのです。別にワンルームマンション投資を焦られるためのトークではなく、ふと今ある状況は今だけの恵まれた環境なのかも?と思ったのでブログとして書き記してみました。

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