ビジネス提案のやり方について

ビジネス投資

ビジネス提案は、様々な方法がありますが今日は一つの強力なやり方をお話しします。

私は、自身でもビジネスをやっていますが、入社以来会社でも常に新規ビジネスに関わってきています。今日はビジネスの提案書の作り方にについて記載します。

(1)価値・課題

まず、ビジネスを構築する場合に重要なのが価値・課題になります。
世の中にどんな価値を提供するのか。それは誰のどんな課題を解決することになるのか。
周りを巻き込むためには、ここを整理して語れるようにする必要があります。
ここを間違えておいしいラーメンを提供すれば売れるとか、自分の理想の教育をやれば売れるとか始めると大抵失敗します。 

例えば、西新宿投資塾の場合

サラリーマンのための投資塾の場合

価値
労働者を最大限生かして経営者・資産家を目指せること
労働者をしながら経営者・資産家になるための方法を楽しく学べる場を提供する。

課題
・資産家の学習を積んでいないため、いつまでたっても労働者を抜け出せない。
・経営者や資本家を目ざす際、大きなリスクを背負わされたり、だまされたりする。
・労働者が資本家になるための良質な情報がない。または選択が困難。

背景
資本主義社会において労働者より経営者・資本家が有利である。
特に、少子高齢化で老人が多く、若者に不利な政策がまかり通る日本では労働者だけを続けることは非常に厳しい。

パンダ
パンダ

実際はさらに具体化してレベル感を整理する作業があります。

(2)技術面

価値が言えると、次に考えるのが技術的な実現性である。
本当に価値を実現することができるか考える必要がある。
例えば、一瞬で地球の裏側にいけることは価値だが実現性は低い。
すべてのエネルギーを自然エネルギーに変えることも価値は高いがコストに見合わない可能性がある。などの課題が出てくる。

ここでは、下記のようなことを考え整理する必要がある。

  • 技術的に実現可能か。
  • コストメリットはあるか。
  • 競合他社に勝てるのか。差別化できるか。

西新宿投資塾の場合

サラリーマンのための投資塾の場合

実現性
コミュニティメンバーが交流する場を提供:投資塾として場を提供、Slack, Facebook、Zoom
会費を集めるための技術:銀行振り込み、クレジットカード決済
学習内容:実際に、労働者であるパンダや仲間が実践してきたこと、学んだノウハウを提供する。
イベントの参加や実際の投資案件視察、投資案件を紹介いただき一緒に物件をみる。

パンダ
パンダ

コミュニティを運営するための基礎技術はそろっています。

コストメリット
労働者は、時間的な拘束がある上に年収も3000万円ぐらいで頭打ちになる。一般的には1000万円で限界が来る。そんな中、労働者の学習や資格の勉強・試験費などにお金をかけるより時間的自由、収入の上限もない資本家や経営者を目ざすことは大きなコストメリットがあるといえる。

パンダ
パンダ

年収がそこそこ言ってる人は、資格や英語の勉強の代わりに投資を勉強するコストメリットがある。

競合他社
実際に大手企業のサラリーマンがする運営するコミュニティは少なく差別化可能。
(大手企業の人は、投資の世界でカモといわれる状況がある。)

(3)ビジネス面

技術面と平行して検討するのがビジネス面である。
市場は存在するか、競合他社に勝てるのか。等を整理する。

サラリーマンのための投資塾の場合

市場
トヨタや経団連会長の会社は面倒を見切れない発言や老後2000万円問題など労働者のみを続けることの不安は高まっている。
そんな中、個人投資家の数は年々増えており株の保有者は4000万人に上っている。

競合他社
多くの優良な投資コミュニティは、お金持ちを対象にしており非常に高額になっている。
一方、低単価な投資コミュニティの多くは、手数料ビジネスや詐欺まがいなことをしておりコミュニティメンバーの立場に立った運営で差別化可能。
一部の低単価で優良なコミュニティも存在するがその多くは起業家が立ち上げた物でサラリーマンからの実績が薄く差別化可能。

(4)具体的なビジネスプラン

ここまで来て具体的なビジネスプランを作成する。
コミュニティ運営の会費はいくらか?コンテンツは?広告方法は?費用は?生徒の取得単価は?など様々な計画に落とし込んでいく。
この中でもさらに具体化された技術面とビジネス面の話があります。まずは、具体的なビジネスプランの前に価値・技術面・ビジネス面を言える癖をつけることが経営者としての一歩目です。
具体的なやり方とか、進め方に沿ったビジネス検討は別途個別授業でやっています。興味があれば。笑
ただ、企画をビジネスプランの書き方と実際に成功するビジネスのあいだにはギャップがあるので注意してください。

教えられるのは、企画を通せるビジネスプランの書き方です。
ちなみに投資塾のビジネスプランは儲かる物にはなっていないので企画は通りません。
生徒側にたっているというのが儲かりにくいポイント。どうしても物件を売る企業側や人材を採用する企業側からお金をもらうビジネスの方が儲かる現状がある。
けど、個人的には無料で人を集めて無駄な投資をさせたり、その人のためにならない会社に入社させたりはしたくないです。。

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