新宿ルミネで行われている海外不動産投資のフェアに参加してきました。
その内容を書き残します。
セミナー
円安・インバウンドで変わる住宅市場の経済分析
日本大学経済学部中川 雅之 教授のお話を聞きました。
2010年ごろの大方の予想では、これからは人口が伸びる中国や東南アジアの住宅が活性化する。
と言う見込みが強かったが蓋を開けてみると結局、アメリカや日本やヨーロッパの主要国が強かった。
統計的に要因を分析すると3つの因子が聞いていることが分かった。
- 不動産購入の法整備
確かに中国のように外国人は買えないとか、土地は国の物とかなるとなかなか投資マネーは集まりませんよね。同様に東南アジアもまだまだ外国人所有がほぼ制限なく買える国は少ないので厳しいと言うことですね。 - 透明性が高い
不動産の過去の取引価格や賃貸価格が閲覧できるかです。日本はまだまだ透明性は高くないとのことでした。 - コーポレートガバナンスが低い
これは、ノイズですね。おそらくコーポレートガバナンスが低い国の方が高利益な表記で適当な物件販売が可能になり物件販売が伸びたのではないかと思いました。
つまりここ10年で言えば日本やアメリカの都市を買っていればよかったと言うことですね。
やっぱり、思った通りには行かないのが投資ですね。
30件超の海外不動産投資経験から得た リスク回避法
海外不動産アマチュア会会長 征矢野さんのご講演です。
海外投資のポイントは、自信を情弱だと認識し業者選びに失敗すると物件を「人質」にされる。
と言うことを肝に銘じてしましょう。と言うお話を事例を通じてお話しくださりとても勉強になりました。
グローバル人になれ! 「日本の未来」と「日本人の未来」は別物!?
田端大学塾長 田端 信太郎さんのご講演です。
年収別の投資スタンス、年収の高め方のお話がメインで海外投資というよりは社会で生きていくために役に立つお話をしてくださいました。会場は、私より年上の方が多そうだったのでもっと若い人に聞いてもらいたい内容ではないか。と思いました。
私が特に感銘を受けたのは、お金や土地だけでなくフォロワーや学歴も資本だという考え方でした。
人的資本以上の解像度をもって資本を考えたことがなかったのでとても面白い気づきでした。
ブース見学
オルティガスランド
フィリピンマニラの中にオルティガスがあります。日本で言う新宿区みたいな感じです。
そのオルティガスの大地主が運営する開発会社がオルティガスランドです。
オルティガスには2つ新駅ができる予定でその一つの駅周辺を大規模開発しています。
私も行きましたがとても素敵な町です。
私の購入した物件は71%完成で低層階より年内から引き渡し開始とのことです。
ディベロッパーの販売価格もかなり値上がりしていたのでとりあえず安心しました。
Federal Land, Inc.
購入した物件状況を確認しに話をしてきました。
建設は2Fまですすんでおり、価格は私が購入したときからそれほど伸びていませんでした。
ただ、為替差益があるので現状売ればそれなりに利益が出るかなと言ったところです。
(売る気はないですが。)
物件は都庁をデザインした丹下都市建築設計デザインとオリックスが関わっているため比較的安心して完成を待っています。
こちらの物件もオルティガスにあり、2つできる新駅の私が購入したオルティガスランドとは別の駅周辺の物件になります。
立地も証券取引所の目の前でとても楽しみです。
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